MozのTOPページがGoogle検索に復活

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不正な(もしくは誤った)DMCAリクエストによってインデックスから削除されていたMozのTOPページがGoogle検索に復活しました

デジタルミレニアム著作権法(デジタルミレニアムちょさくけんほう、
Digital Millennium Copyright Act、略称: DMCA)は、アメリカ合衆国 (米国) で1998年10月に制定・施行された連邦法であり、合衆国法典 第17編に収録された著作権法 (17 U.S.C.) などを改正する立法である。デジタル著作権管理 (DRM) の強化を目的とし、DMCA成立によって17 U.S.C. 第12章が新設されて、コピーガードを始めとする技術的保護手段の回避が禁止された
出典)Wikipedia

DMCAはWikipediaでは上記のように説明されています
簡単に言うと、インターネット上の著作権を守るための法律で、サイトや画像などインターネット上の自分の著作権が侵害されたときはこの法律に則り、削除申請などを行えます

削除申請はこちらから行えますが、今回はその方法の説明などは割愛し、どのような問題が起こったのかを掘り下げたいと思います

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MozのTOPページがGoogle検索から削除された経緯

5月4日の午後、Google検索で「Moz」を検索したところ、Google検索にはMozブログが最初に表示され、TOPページが表示されなくなっていました(この約12時間後に復活する)
原因はDMCAの申請によって削除されたことだったようです

Mozは言わずと知れたSEO業界の著名なコンサルティング会社です
MozのTOPページがDMCA申請によって削除されるような行為を行うとは考え難く、不正な(あるいは誤った)DMCA申請によってGoogle検索から削除されてしまったのだと思われます

DMCAの問題点

前述したようにDMCAはインターネット上の著作権を守るための重要な法律です
この法律によって、私たちのインターネット上の著作権は守られ、不正に盗用や転用しているコンテンツを通報(削除申請)することができます

ただ、このDMCAの削除申請を悪用する人たちも少なからずいます
今回のケースは誰かの悪意によるものか、何かの間違いで起こったのかはわかりませんが、今回と同様に「問題がないサイトが削除される」ということは度々発生しています

DMCAを悪用して、自分にとって都合の悪い記事に削除申請を出したり、競合サイトの順位を下げようとする行為もごく稀にですが聞きます

まとめ

Googleは今回のように、適切な運営をおこなっているようなウェブサイトに対するDMCA申請による検索から削除をどのようにして防ぐのでしょうか
世界中から集まる削除申請の中で完璧にそれを防ぐのは不可能なのかも知れませんが、運営者側から見ると、これはとても怖い問題です

Mozは世界的に見ても有名なウェブサイトだったので、このように情報があつまり、Googleの迅速な対応につながったかも知れません

ですが、これが個人の小さなウェブサイトだったらどうでしょうか
たった12時間(それでも大きな機会損失です)でGoogle検索に復活したでしょうか
その間に失った利益はどうなるのでしょうか

DMCAの申請による削除の精度が高まるのを期待したいですね

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