Googleがデスクトップ検索ページでの連続/無限スクロールさせるテストを再び実施中です
一般的によく使われる”無限スクロール(Infinite scrolling)”ではなく、”連続スクロール (Continuous scrolling)”とGoogleは読んでいますが、ここでは分かりやすさを優先して”無限スクロール(Infinite scrolling)”と呼びます
Important note: continuous scroll is not “infinite scroll.” Rather, continuous scrolling makes it easy to seamlessly view up to four pages of results, then you’ll see a “See more” button if you wish to continue further.
— Google SearchLiaison (@searchliaison) October 14, 2021
※そもそも、「連続スクロール」「無限スクロール」は厳密には異なります
検索結果の無限スクロール化による影響
検索結果画面がページネーションではなく、無限スクロールで展開されることによってどういう影響が考えられるでしょうか?
一つはCTRの変化があげられます
通常ページネーションで2ページ目以降に遷移する場合はクリック(タップ)による、ページの遷移が必要でしたが、無限スクロールではそれが必要ありません
ユーザーとしては、読み込みのストレスや”2ページ目に遷移している”という認識が薄れるため、通常であればクリックされていなかった2ページ目以降のURLにもクリックされるチャンスが訪れるかもしれません
実際にCTRに影響はあったのか
米国のSEOツール事業者のCaphyonの行った調査では、アメリカのモバイル検索画面で導入された無限スクロールは、CTRに与える影響はほとんどありませんでした
※モバイル検索画面での無限スクロールの日本への導入などは不明
今回のテストではデスクトップ検索画面になりますが、個人的にはこちらもCTRには大きな変化はないのではないかと考えます
ただ、ユーザー視点で考えると、”意識せずに2ページ目以降に遷移している”というのは自然に多様な情報源に触れることができますし、よりよいユーザー体験になるのではないでしょうか
正式導入になるかはわかりませんが、モバイル検索で正式導入されたことを考えるとデスクトップ検索でも導入される可能性はありそうですね
多言語展開していないサイトには大きな影響はないかと思いますが、続報を楽しみに待ちましょう
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